旬のインドを発信中


by neelkamal

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お弁当を作らなくていい日

6時15分にやってくるスクールバス。
それに間に合うように早起きしてお弁当を作りますが
来週は祭日があるのでお弁当作らなくていい日が2日も!!
まぁ、我が家の場合インド料理ばっかりじゃなくて
パスタやらおにぎりやら、お弁当の中身の選択肢がある分
まだ楽なんですけどね。

今日はカニかま、卵焼、胡瓜の巻き寿司を入れ
バランを入れて魚の形の醤油入れをプラス。
バランもミニお醤油入れも、「使い終わったらくれ」って
言われることがあるんだって。あはは
確かにインドではどちらも珍しいかも。
(↓↓ 魚の形の醤油容器、業務用200個入りを
買ってあるので、まだまだたっぷりあります~ 笑)
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インドでのお弁当作りで気を使うのは
ベジタリアンとノンベジの子、ムスリムの子、
スィクの子などもいるってこと。ある程度の年齢に
なると、自分で「これは食べるべきではない」って
判断できますが、小さなうちは間違って口にしてしまう
可能性もあるので、全員が「ベジタリアン食のお弁当で
お願いします」って言われてました。
今はすっかり自由、ポークハムなど入っているときには
ちゃんと「今日はポーク使ってるから」って自己申告(?)
してムスリムの子に知らせているようです。

もうひとつ人気なのがこういう可愛いスティック。
女子に「ちょうだい」って言われるらしいです♪
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さてさて、来週の2日のお休みのうち、11月4日は
「ムハッラム」。イスラム教の追悼の日です。
年に4回ほどあるムスリムの「聖なる月」のうちのひとつで
10月24日の日没からムハッラム月に入っています。
この月の争いごとは禁じられているのですよ。

ムハッラム月の10日目がアーシュラーとよばれる
追悼の日。イマーム・フセイン(開祖ムハンマドの孫)
の殉教日で、太陰暦のため毎年日付が変わりますが、
今年はそれが11月4日にあたるのです。
・・・・というわけでムハッラムは
「祝日」ではなく、ムスリム、特にシーア派の人々は
追悼のための断食を行い、弔いの祈りを捧げる日。

11月6日はスィク教の開祖、ナーナクの聖誕祭。
総本山のアムリトサル・ゴールデンテンプルでお祝いが
執り行われるほか、各地のスィク教の寺院・グルドワーラー界隈で
パレードが行われます。
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パレードの順路は通行止めになったりしますから
6日のお出かけの際はグルドワーラー近辺の交通状況を
確認したほうがいいですね。

あ、そうそう。デリーではムハッラムも
ナーナク・ジャヤンティーも「ドライデー(禁酒日)」ですよ。
お酒の買い置き、お忘れなく~!

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by neelkamal | 2014-10-31 01:33 | インドの祝祭日 | Comments(0)

ジュガール精神

インドではなんでも修理できないものはない

「もの」が貴重な国なので、なんとかして修理してくれるんです。
デリーNCRの邦人の強い味方、Oさんだって壊れた電化製品は
たいてい修理してくれるし、コロニー内のあちこちに
靴の修理屋さんはあるし、もう絶対動かないだろうと思われる
昔のVCR再生機器だって、なんだかんだで直るんですよ。
まぁ、それは「需要」があってのことでしょうが。

なんでもなんとかして使う、「なんとかする」ことを
ヒンディー語で「ジュガール」と言います。
ジュガールだらけの国、なんです。
(そういえば我が家のリノベーションをしたときに
下働きに雇われていたスタッフのあだ名もジュガールでした)

私もジュガール精神を発揮して(?)
使い勝手が悪かった大型座布団4枚を、綿の打ち直しを
してもらってコタツの下敷き布団にしよう・・・・・と
思ったんですよね。ドライバーさんに頼んで
ローカルの綿の打ち直しの店に値段を聞いてもらったら
1キロあたり10ルピーだって。安っ!!

できあがってきたのは・・・・・・
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体操のマットレスかっちゅうの。

ふかふかになりすぎて、厚みが出すぎて
このままじゃとてもコタツは置けそうにありません。爆笑
こりゃ~バック転の練習でもするかね。
コタツの時期までにせっせと使ってぺったんこにせねば。

もひとつ、お気に入りだったTシャツたち、
なんとなく「人にあげるのもな~」ってとっておいた
息子の幼稚園時代のTシャツなどをせっせと切って
ひも状にしまして、ひたすら三つ編み。
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ぐるぐる巻いて、ミシンをかけて
Tシャツ8枚ほどで直径1メートル弱の円形マットが
できました。
どう~~?? と自慢げに見せた私に オットが
「おぉ、ジャッキーが喜ぶね」って。
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あの~~。ジャッキー用のつもりじゃないんですけど。

更に追い討ちをかけるオットのとどめの一言。
「こういうの、マーケットで200ルピーで売ってるよね」

どっひゃーーー。
思い出のTシャツたちと、私の努力は
200ルピーの価値しかありませんでしたとさ。

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by neelkamal | 2014-10-30 01:33 | 青蓮日記 | Comments(4)

インド児童文学の会

日本に本帰国なさったみなさま。
東京方面在住のみなさま。
素敵なイベントが11月8日(土曜日)に
日本女子大で開催されますよ~~

インドの昔話に導かれて
ー現代の子供に昔話を「伝える」とはー

と題された講演会が、インド児童文学の会主催で行われます。

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講師の宮地先生は、われらがデリーマダムの大先輩。
2000年から2006年までデリーで「駐在員の妻」を
つとめつつ、デリー大学でも教鞭をとっておられました。

私が尊敬してやまない方で、こんな女性になりたい
こんなふうに年を重ねたい、といつもお手本に
させていただいている先生です。(足元にも及ばないけれど)

息子が2歳くらいのときからずっと、折に触れ
子育てについても相談させていただいており
海外子女教育振興財団(JOES)のことを教えていただいたり
母語の大切さについてのアドバイスを頂いたり
(母語についてのJOESの見解はコチラでどうぞ)

なにより親子で楽しんだのは、ご紹介いただいたJOESから
配本される幼児むけの絵本でした。毎月デリーに届く本を
どれだけ楽しみに待っていたことか。今でも大切に
息子の本棚に入っている日本語の絵本たち。
「おまえ、うまそうだな」「さっちゃんのまほうのて」
「アンナの赤いオーバー」などなど、今でも諳んじられるくらい。
(JOES通信教育 幼児コース配本リストはココ←をクリック)
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そんなすごい先生の講演会。インドで暮らしたことがある方も
これから子連れでインドに帯同する、という方も
きっと良い学び・気付きの機会になると思います。

おまけにね、もうお一方
私が「師匠」と呼び崇めているインド暮らしの
これまたエキスパート、駐妻の鏡、YUKKEさん
(インド系現地情報発信サイトの先駆、ナマステ・ムンバイの生みの親。
現在はカリスマ駐妻の経験を生かして「整理収納アドバイザー」
として、テレビや雑誌で大活躍しておられます。
HPはコチラ
も、この講演を聴きに行くと仰ってますから、これまたチャンス!

こうして尊敬すべき先輩マダムたちと知り合えるのも
海外暮らしの醍醐味かも・・・・・と思うのです。

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by neelkamal | 2014-10-29 01:54 | 芸術・文化 | Comments(0)

インドの「お釣り」

朝、06:15すぎにやってくるスクールバスにあわせて
息子をバス停まで送って行き、そのままウォーキングを
40分ほど。帰りに近所の野菜屋さん(SAFAL)で
野菜を買って戻ることもあります。

買い物のお釣りが1~2ルピーで、お店に持ち合わせの
小銭がないときにはキャンディーをお釣り代わりに
もらうこともあります。まぁ、これは他の国でも
あることですよね。
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グルガーオンとデリーの間をタクシーやレンタカーなどの
商用車で行き来するときには、通行税が45ルピーかかりますが
ここでもお釣りの5ルピー分はナムキーン(しょっぱいスナック菓子)
の小袋で渡されることが多いです。
(逆にお釣りのかわりにナムキーンがもらえないと、なんか寂しい。笑)
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今日は嬉しいお釣りをもらいましたよ。
123ルピー分買い物して、77ルピーのおつりのはずが
6ルピー分足りなかったので、「代替通貨」を。
アイスの使い捨てスプーンに⑥って描いてあるの。
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子供銀行か!!

近所の人しか使わない店なので、次回また来たときに
・・・・ってお互いの信頼関係があってのことですよね。
10ルピーコインがいっぱいもらえたのも嬉しかったけど
朝からこの⑥スプーンでなんかハッピーになりました。

日本じゃ「お店がお釣り用の小銭を準備してない」ってこと自体が
ありえないけどね。

This is India.

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by neelkamal | 2014-10-28 00:40 | Comments(0)

受難の日々は続くよ

ディワーリーの2~3日前から夕方になrと
我が家の目の前の公園で、爆竹を2~3個鳴らす子供たちが。
我が家で爆竹の音に一番びくびくしているのは
言わずと知れた、ジャッキー。

すっかり食欲はなくなり、大好きなミルクも
喉を通らない様子。

ディワーリー当日はすっかり挙動不審になって
おどおど、びくびくしていたので
ダイニングの一番奥、冷凍庫(インド暮らしの命綱)の
横に居心地良さげなスペースを作って鎮座ましましていただき。
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ようやくディワーリーが終わった・・・・・・
これでジャッキーにも平安が訪れるね
と思っていたのに、例の子供たちがいまだに
日暮れ時になると爆竹をバババ~~ンと鳴らすもんで

今日はとうとう、私の仕事部屋の
アイロン台の下に陣取って、ご飯もここで食べています。
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思えばジャッキーが家犬になったのは、
5年前のディワーリーの時期でした。あのときの
救いを求めてやってきた蜘蛛の巣だらけの情けない顔が
忘れられません。(過去記事はココ

もっと前、野良犬90%だったころのジャッキーは
こんなに精悍だったんですよ~ (コチラでみてね)

今じゃすっかりお爺さんメタボ犬なジャッキーですが
おはようの挨拶は欠かさず、ごは~ん・ドゥード(牛乳)・ボーンと
自分の要求を喋って伝え、お散歩から戻ってきたら
ドアをノックする、というお利口ワンコなのです。
(はいはい、犬バカですね。)

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by neelkamal | 2014-10-27 00:15 | 青蓮日記 | Comments(2)

ギャンブルOK、運試しのディワーリー

インド人のディワーリーの楽しみ方のひとつ:
ディワーリーの夜は家族や友人と、トランプゲームをして
ちょっとしたギャンブルをするのが通例なんです。

というのも、富と繁栄を司る女神、ラクシュミーが
ギャンブルに興じる姿をながめて喜び、むこう1年間の
富を約束してくれる・・・・とされているから。
ディワーリーの夜に大々的にパーティを開催して
参加者が大っぴらに賭け事を楽しむこともあります。

特に人気なのはトランプを使ったさまざまなゲーム。
もちろん、現金が飛び交います。
なんと「ディワーリーの日にギャンブルを楽しまない人は
来世でロバに生まれ変わる」なんて諺もあるくらい。
ロバ(ヒンディー語でガダー)=バカ ってことです。キャ~~!!

そんなわけで、ディワーリーギフトのひとつとして、
ナッツ類やお菓子に添えて、トランプやルーレットチップなどを
贈る人もいます。
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もともとインド人はギャンブル好き。(負けず嫌い。)
女性はキティ・パーティと呼ばれる賭け事の会を催す人もおり
ランチどきのホテルのレストランなどでも、トランプ片手に
サンドウィッチなどをつまみながらゲームに興じている
マダムたちを見かけます。庶民はご近所の誰かの家に集まって
持ち寄りランチでキティ・パーティを開催したりも。

神話の中でも、パールヴァティー女神は夫のシヴァ神とサイコロを
楽しんだ、との記載があり、このシーンがエローラのカイラーシュ寺院の
彫刻になっていたりもするんですよ。↓↓
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庶民は100ルピー、500ルピーなどかけ金も可愛いもんですが
お金持ちの場合にはスーツケースにキャッシュを
何十ラック分もつめこんでギャンブルに出かけるそうで。
運試し、とでも言いましょうか・・・・・・

昨今は大金を賭けるのを控えて、その分を福祉施設などに
寄付する人も増えてきました。
ディワーリーのギャンブルに興味を示さない世代も増え
爆竹や花火を一切しないという若者もいます。
お祭の風習は残ってほしいけれど、時代に即したやりかたに
少しずつ変わってきている気がします。

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by neelkamal | 2014-10-25 00:06 | Comments(0)

お祭過ぎて

日本でいうなら「盆・正月が一緒に来た」みたいな
ディワーリーのお祭。ラーマーヤナに出てくるラーマ王子の
アヨーディヤ国への帰還を祝って灯明をともしたのが
祭りの始まりと言われますが、富と繁栄を我が家に呼び込もうと
ありったけの電飾・ディーヤー(菜種油やギーで灯す)や
キャンドルを家のまわりに灯し、ラクシュミー女神と
ガネーシャ神をお迎えするのです。
 
早朝花市場で買ってきたマリーゴールドやアショーカの葉っぱで
玄関扉を飾りつけ
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祭壇のディワーリー(屋根つきのミニお社)を
去年のものと取替え、あわせてラクシュミー女神と
ガネーシャ神の像も新しくします。これは我が家の
ささやかな祭壇用に。
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果物やお花も祭壇に飾り、夕方のプージャーにそなえます。

自宅の準備が整ったら、会社関連を2軒はしご(!)して
それぞれの神様像を新しくしたり、お花を飾ったり
プージャーしたり・・・・であっという間に日暮れ。
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ディワーリーの日は菜食なので、野菜たっぷりの
プラーオー(炊き込みご飯)を作り・・・・
ようやく本番のプージャー(お祈り)開始。これもお坊さんに
時間をたずねて、一番縁起の良い時間帯にプージャーをします。
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↑↑左手のはしに写っているコインは、毎年少しずつ
足して、コインにもティッカ(赤い粉)やお花をそなえ
ミルクをかけたりして「より沢山の富に恵まれるように」
お祈りするのです。
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皆様が一年幸福に、健康に恵まれて過ごせますように。

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by neelkamal | 2014-10-24 01:30 | インドの祝祭日 | Comments(0)

5日間続く祝祭・ディワーリー祭

今年のディワーリー祭は10月23日
・・・・なんですが、ディワーリーは当日だけではなくて
前後も含めて5日間の祝祭で、日本の年末年始のような感じ。

10月21日は第一日目、ダンテーラス。
「ダン」とは「富」、テーラスは「13日目」という意味で
この日に何か新しいことをはじめると良いとされる日です
金銀や宝石、鍋釜などのステンレス製品、車などを
買うと縁起が良いとされているため、ダンテーラスは
マーケットが混む=大渋滞になる日でもあります。

10月22日、2日目はチョーティー・ディワーリー
(小ディワーリー)とよばれ、数個のディーヤー(灯明)を
点してディワーリーの準備をする日。
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3日目、10月23日がディワーリー当日。
我が家は早朝、花市場にでかけてマリーゴールドの花輪
バラ、アショーカの葉っぱなどを買ってきます。
夕方から家中にディーヤーを灯し、
ラクシュミー女神とガネーシュ神に捧げるプージャー(お祈り)を
します。そのときに沢山のお菓子や果物をお供えするので
前日はお買い物に忙しい。お客様用やお手伝いさん、ドライバーさん、お掃除のおじちゃん、郵便局の配達人、ゲートの門番さんなどにお祝儀とともに渡すお菓子を買いにオールドデリーに出かけ
ジャレービーを揚げるところをじっくり観察(!)したあと
一個だけやらせてもらいましたが~~~。力加減が難しく
へにょへにょのやつができあがりました(赤い矢印の)。笑
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プージャーのあとは全員で外に繰り出し、花火や爆竹で
夜遅くまで遊ぶのです。ま、年に一度のことですからね
息子と夫は花火に出かけますが、私とジャッキーは
お留守番。

4日目はパリワーと呼ばれる日で、ヒンドゥー暦の
お正月にあたりまして、最終日25日・5日目が
バーイー・ドゥージという「兄弟姉妹おお祭」です。
女性は自分の兄弟の健康と幸運を祈ってプージャーを行い
男性はお返しに姉妹に贈り物をするのです。

ディワーリーの日に世界各国に住んでいるインド人が
里帰りをするので、ついでに(?)いろんなお祭も
やっちゃえ~、兄弟姉妹が集まるから、それもやっちゃえ~
って感じでしょうかね。

タミルナードゥーやケーララなど南インドでは
22日がディワーリーだそうで(シンガポール・マレーシアも)
北インドでは10月23日がディワーリーです。

May the festival of lights be the harbinger of joy and
prosperity. Best wishes on Deepavali.

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by neelkamal | 2014-10-23 03:29 | Comments(0)

流行のインド服「アナールカリー」考察

豪華に見えるのに着ていて楽、着崩れの心配なく
パーティでも見栄えする・・・・としてここ2年ほど絶大な
人気があるのが「アナールカリー」と呼ばれるインド服。
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その名前の意味は・・・・・アナール=石榴、カリー=蕾 なんです。

ムガル朝時代、石榴の蕾のように可憐で美しい女性がいたところから
物語が始まります。
ムガル朝第3代皇帝アクバルとお后様(ジョーダー妃)は
なかなか跡継ぎの男児に恵まれず、聖者チシュティーの助けにより
ようやく子供を授かります。
(ファテープル・スィークリーに行った方はこの話を
ガイドさんが説明してくれたはず。)
息子はサリームと名づけられ、大事に育てられますが、軟弱な男に
育ったのでは国を治められないだろうと、アクバル大帝は息子を
戦地へと送り出します。(サリーム=後のジャハンギール皇帝) 

サリームはたくましい戦士として14年後に王宮に戻ってきます。
そこでアクバル大帝は後宮の女性たちと盛大なダンス披露の場を
設け、ラホールで盛大に息子の帰還をお祝いします。
その場で踊ったひときわ美しい女性がナディーラという侍女で、
サリームとナディーラは一目で身分を越えた恋に落ちます。
c0338191_02080416.jpg
ナディーラの肌がピンク色に輝くようだった、
ということから、彼女は石榴の蕾のよう(に可憐で美しい)=アナールカリー、
と呼ばれるようになったのです。しばらく秘密で逢瀬を重ねる二人ですが
サリームの気を引いてなんとか未来の妃になろうとたくらむ他の侍女の
策略により、アナールカリーは捕らえられ牢屋に入れられてしまいます。

自分の後宮の女性が、こともあろうに息子と恋に落ちた
と怒ったアクバル大帝はいろいろな手を使い二人の仲を引き裂こうと
します。結果としてアクバル大帝と息子サリームとが戦うことに
なりますが、ムガール帝国の誇る軍隊を擁するアクバル側が
勝利をおさめます。この間にアナールカリーはカンプルに逃れます。

敗戦の将、サリームは裁判にかけられ「死刑になるか、
アナールカリーを引き渡すか」の決断を迫られます。
愛を選んだサリーム、まさに死刑になろうとするそのときに
アナールカリーが現れ、代わりに生きたまま壁の中に塗りこめられる刑を
言い渡されます。

ここでアナールカリーの母親(アクバルの妾のひとり)が
以前アクバル大帝が「お前の望みをひとつだけかなえてやろう」と
言ったことを思い出し、娘の命を助けてくれるよう懇願します。

アナールカリーはレンガの奥に閉じ込められますが
床には仕掛けがあり、秘密の通路へと降りられるように細工して
あったのです。アナールカリーと母親はそのまま国外へ
逃れるよう促され、去っていく・・・・・・
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というのが映画「Mughal- e-Azam」という映画のあらすじ。
もともと1960年制作・白黒映画だったのを、2005年に
カラーに編集しなおしてまた人気を博した映画です。

17世紀初頭にラホールを旅したイギリス人作家の筆によると
アナールカリーはアクバル大帝の妾のひとりで、ダニエルという
息子をもうけていた、とあります。その後のいろいろな文献にも
アナールカリーの名が繰り返し出てくるところから、
実在の人物だったと思われます。彼女がどうなったのかは謎ですが。

当時のダンサーたちが丈の長い、裾の広がったワンピースと
チューリーダールとよばれる足首をたるませて履く細いパンツ
そしてショールの三点セットを纏っていたことから
(宮廷舞踊カタック・ダンサーたちが身につける衣裳でもあります)
このデザイン全体が「アナールカリー」と呼ばれるように
なったのです。

今年のトレンドはロングドレスか、と見まごうほどの
床すれすれの丈。下にチューリーダールを履いているかどうか
ちょっと見てもわからないほど長いんですが、
小柄な日本人には丈が長すぎるのはちょっと着こなしが
難しいかな。かかと12センチくらいのハイヒールを履くか
デザインに影響しない程度に裾をつめてもらうか。

・・・・というわけで、今日はファッショントレンド
「アナールカリー・スーツ」の語源をご紹介しました~。
(ムガール時代に興味がある方は、映画「Jodhaa Akbar」も
ぜひご覧ください。)

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↑↑ ディワーリーの爆竹の音に怯えて憔悴しているジャッキーに
励ましのポチッ を。笑

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by neelkamal | 2014-10-22 02:18 | インドファッション | Comments(0)

ちまちま作業中

息子の学校は22日からディワーリー休暇で5日間休み。
とはいえすでに今週は登校してない子もいるらしい。笑

先週水曜日に学校から帰ってきた息子が言うには
同じクラスの男子2名が学校のお手洗いで
爆竹を鳴らし、走って逃げたけど先生方にとっつかまり
早速親が呼び出されて1週間の自宅謹慎を命じられたと。

おまけに連帯責任でクラス全員が「休み時間に
教室から一歩も出てはいけない」と言われたそうで
おやつも買いにいけない、とぼやいておりましたよ。

・・ってか、学校をあげて「No Crackers for Diwali」運動を
やってるのに、まずいでしょ。本音と建前は違うってか
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ワタクシは10ルピーでディーヤー(灯明)容れを買ってきて
ペイントして自分の好きな柄を描いて、「こういうのが
150ルピーとかで売ってるんだよ~」と喜んでいましたら、
オットから「あんた自分の労働賃金は考えてないわけね」
ってつっこまれ。

気をとりなおして四分の一サイズの折り紙で
風船を折り折り。小さいので40個折ったところで
集中力がなくなり断念。
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でもね、出来上がりには大満足ですよ。
だってこういうやつがTse & Tseっていう
デザイナーブランド(よくカーサブルータスとかにも
載ってる)で133.33ユーロで売ってるんですよ。
コレですよ。
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んふふ~~ と喜んでいたら
もれなくオットが「自分の労働対価を考えなさいよ」って。
ぶひ~~~

在印邦人のみなさんの多くが、爆竹や花火や大音響のパーティ
そしてディワーリーの渋滞を避けて、すでに
国外脱出、一時帰国をなさっているこの時期
わたしはデリーでチマチマ家内工業ちう。

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by neelkamal | 2014-10-21 00:23 | 青蓮日記 | Comments(2)

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