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by neelkamal

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カテゴリ:インドの祝祭日( 71 )

インド独立記念日あれこれ

日本の終戦記念日、8月15日は
インドの独立記念日でもあります。
1947年にイギリス統治から独立を果たし、 
70年が経ったということ。今年もラールキラーでの
モーディー首相の演説は聴きごたえ満点でした。
つい先日就任した大統領の初・独立記念日演説も。

モーディー首相になってから、時代の流れもあり
携帯SMSで政府省庁からのメッセージがあれこれ
流れてくるんですが、今日のはこれ。モーディー首相の
施政演説内容やら、政策などの情報が入手できる
アプリの案内が送られて来ました。ひゃ~!
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更に、インドのグーグル先生のトップページも
独立記念日編になっていて、華やかで綺麗な
ティランガ―(インド国旗の三色)仕様。
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クイリングでこれを作るなんて、素敵~
やってみたい。

ちょっと出かけてガソリンスタンドに寄ったら
ここも華やかでした。
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できるだけここでガソリンを入れるようにしている
モーティー・バーグの信号の先、左手にある
バーラト・ペトロリアムのガソリンスタンド。
何故ならば~、ここのスタンドは全従業員が
女性なんです。しかも頑張れば昇進するシステムが
構築されていて、好感度が高いガソリンスタンド。

ティランガ―の風船はもちろん、従業員が
インド国旗の色の服を着ていて、いつもに増して
笑顔が輝いていました。
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インド国旗はサフラン・白・緑の横三色の中央に
アショーク・チャクラ(アショーカー王の法輪)が
配されています。
正式なインド国旗は「カーディー」(手紡ぎ・手織)で
なくてはならず、カルナータカのカーディー専門業者の手で
作られているんだそう。
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今年は信号機付近にいる物売りが、やたら大き目の
インド国旗を売っていましたが、こうして
一般インド人が自由にインド国旗を掲揚できるように
なったのも、2002年にジンダルさんという国会議員が
最高裁に訴え、それが認められたから。国旗も国章も
Flag Code of Indiaという法律により、その使用に関する
あれこれが細かく定められています。

8月もいよいよ後半。デリーもまだまだ蒸し暑いとはいえ
秋の虫の音が聴こえるようになってきましたよ。

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by neelkamal | 2017-08-16 00:54 | インドの祝祭日 | Comments(2)

クリシュナ聖誕祭

月の満ち欠けによって祝祭日が移動するインド
今年のクリシュナ神降誕祭は8月14日夜から
15日にかけて祝われます。この日はクリシュナ神を
祀るお寺やその化身をまつるお寺で盛大に
祝われるということ。
聖誕祭では赤ちゃん姿のクリシュナ神をブランコに
乗せて、参拝者がブランコを揺らしてお祈りする
習慣があります。
クリシュナ・ジャヤンティーとかジャンマーシュタミーとか
呼ばれて学校もお休みになる場合が多いです。
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夜から翌日にかけての祝日・・・というのが何とも
中途半端な感じですが、これはヒンドゥーの
シュラヴァナ月2回目の満月から新月にむかう
8日目(アシュタミー、と呼ばれます)と決まっているから。
デリーでは14日に祝うところが多いですが、ダヒ・ハンディーと
呼ばれる壺を取り合うお祭り↓↓は15日にムンバイ界隈で
行われます。
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デリーから車で行ける範囲にも、クリシュナ神ゆかりの
聖地があります。いずれもアーグラーに向かう途中で
生誕地マトゥラーはヤムナー河畔の古い町。
クリシュナが誕生した正にその場所には、
クリシュナ・ジャナムブーミという名前の寺院が。
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またクリシュナ神が一時期住んでいて、ヤムナー河に
住んでいた毒蛇カールヤを退治したり。ラーダーや
ゴーピーと呼ばれる牧女たちと遊んだ場所が
近郊の「ヴリンダーバン」。ここは大小あわせて
5000もの寺院があることでも知られ、乳製品が
美味しい街でもあります。
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クリシュナは『バガヴァッド・ギーター』で
主人公アルジュナの導き手として登場します。
その絵物語がデリーの「ラクシュミー・ナーラーヤン寺院」
(別名ビルラ寺院)別館に壁画となって飾られています。
・・・というわけで、このお祭り、デリーでは
ラクシュミー・ナーラーヤン寺院に詣でるひとが多く、
近辺が渋滞するんですよ。

色んな別名で呼ばれることも多い神様で、
ゴパーラ(Gopala、牛飼い)
ゴーヴィンダ(Govinda、牛と喜びの保護者)
ハリ(Hari、奪う者)
ジャガンナータ(Jagannatha、宇宙の支配者)
マーダヴァ(Madhava、春を運ぶ者)
ダーモーダラ(Damodra、腹に紐をかけた者)
ウーペンドラ(Upendra、インドラ神の弟)などなど・・・・・
そう言われてみれば、この名前のインド人男性が
あなたの周りにも一人や二人はいるはず。

お子さんが現地校に通っているママたち、
低学年の間は「クリシュナ・ジャンマーシュタミーですから

明日はクリシュナかラーダーかゴーピーの恰好で
通学を」っていきなり言ってきますよ~。
そろそろ準備を始めたほうが良いかも。
ちなみにクリシュナの持ち物は「頭に孔雀の羽根飾り
笛を持つ」んですよ。女の子はラージャスターン風の
レヘンガーだったらOK。こういうのね↓↓
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この機会に心静かにバガヴァット・ギーターでも読みますか。

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↑↑赤ちゃん時代のクリシュナ神
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by neelkamal | 2017-08-10 02:15 | インドの祝祭日 | Comments(0)

ラーキー(ラクシャー・バンダン)に向けて

先月からマーケットではラキーと呼ばれる
聖なる紐が売られています。子供用には
可愛い飾りやアニメの主人公がついていたりして
この時期になると、マーケットが一層煌びやかに
見えるんです。
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ラーキーを結ぶのはラクシャー・バンダンの日で
毎年シュラヴァナ月の満月の日にこれを祝います。
姉妹たちがプージャ(お祈りの儀式)で
兄弟の健康と幸福を祈り、聖なる紐を兄弟の手首に
結びつけます。ラーキーを結ばれた男性たちは、姉妹を
生涯に渡って守ることを約束します。
男性はラーキーのお返しに姉妹に「お小遣い」や
「貴金属」や「サーリー」、お菓子などを贈ることになっています。
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これはインド・ヒンドゥー教ではとても大事な行事で、
兄弟姉妹の絆を深めるとともに、家族が集まる日。
なのでドライバーさんやお手伝いさんがプージャーの
時間帯だけお休みが欲しい、と言う可能性があります。

家族の絆を確かめる行事でもありますから、
両親の家に兄弟姉妹が全員大集合して、
家族そろって朝のプージャー(お参り)を
してからそれぞれがラーキーを巻き、お返しをし・・・・・と
結構な一大行事なのです。大家族では↓↓こんな感じで
女性が着飾って集まり、嫁いだ先からも兄弟にラーキーを
結ぶために帰省します。遠方に住んでいる場合には、
ラーキーの日に間に合うように、ラーキー紐を郵送したりも。
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兄弟だけでなく、従兄弟にもラーキーを結びますが
ラーキーを結んだ男女は兄弟関係となり、恋愛の対象外になるので
好きな女の子からラーキーを結ばれてしまうと、それは
「あなたのことは兄弟同然に好きだけど、恋愛感情はないわ」と
宣言されたということ。あららら。
(マダムたちはドライバーさんやチョキさんたちに
ラーキーを結ぶ必要はありません。兄弟でも親戚でもないからね。
オットにもラーキーは結びません。)
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ラーキーのように、お寺で結んでもらう赤い紐は
カラーヴァーとかマウリーと呼ばれます。
お寺でお参りのあと、お坊さんから手首に
赤い紐を結んでもらいますが、この紐(糸)は
ミサンガなどと同じく、結ばれたら自然と切れるまで
身に着けておくもので、男性は右手、女性は左手に
巻いてもらいます。
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ラクシャー・バンダンのお祭り以外にも
ディワーリーの頃に祝われる
バーイー・ドゥージという兄弟のための祭日や
夫の無病息災・長寿を祈って女性が断食をする
カルワチョウトというお祭りなどもあり、
ことあるごとに集って家族の絆を強める儀式があるんですよ。

今年のラーキーは8月7日、月曜日=満月の日。
学校もお休みです。これから秋に向かって、
ちょくちょくお祭りで学校がない日が増えるのよね~

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by neelkamal | 2017-08-03 01:56 | インドの祝祭日 | Comments(0)

モンスーン(雨季)の祝祭日あれこれ

デリーはモンスーンに入った・・・・との
インド気象庁からの発表があったけど、
プリモンスーンのほうが雨が多かった気がする・・・
ちょっとは降ってくれないと、涼しくならないのになぁ。
インド東北地方など、豪雨で水害も出ているので
それも心配ですね

さて
酷暑期には「お祭り」がすっかり鳴りを潜めていた
北インドですが、モンスーンに入り気候的に
ちょっと凌ぎやすくなると、とたんにお祭りラッシュ。
以下にデリーに関係するお祭りリストを記しますので、
参考になれば幸いです。

☆印がついているのは移動祭日で、毎年月齢により
日にちが移動します。
国が定めた祝日は1月26日の共和国記念日
8月15日の独立記念日、
10月2日のガーンディーさんのお誕生日の3日。
日付が赤になっているところはインド全国、基本的に
官公庁はお休みですがそれ以外の祝祭日は州により異なります。
お子さんが現地校に通っている方は
スクールカレンダーでお休みを確認してくださいね~

とりあえず近々の7~9月の分をご紹介します。
10月以降の分はまた追って。ちなみにディワーリーは
10月19日、例年よりちょっと早めですね。
*************************************
7月26日(水)☆ティージ祭り(ブランコ祭り)    
      特にラージャスターンで盛んなお祭り。
      この日にジャイプルなどに行く予定のある方、ホテルが
      満杯になる可能性、市内渋滞の可能性高し。

8月6日(日)☆フレンドシップデイ
      (子供たちが腕輪を交換し、友情を深める日)
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8月7日(月)☆ラクシャ・バーンダン(ラキー:ブレスレットを結び
       兄弟の無事を祈る儀式の日)
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8月14日(月)☆ジャナマーシュトミー クリシュナ神の生誕を
       祝う日。クリシュナ神の生まれた地マトゥラーや
       活躍の地ヴリンダーヴァンで盛大にお祝いが催される。
       クリシュナゆかりのお寺(化身も含む)では
       赤ちゃん姿のクリシュナが乗ったブランコが祀られる。
       デリーではラクシュミー・ナーラーヤン寺院近辺が
       前夜から混雑する。
      (ISKCON寺院では15日に祝う。)
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8月15日(火)独立記念日

8月25日(金)☆ガネーシャ・チャトゥルティー
       (ガネーシャ神の生誕を祝う日)
       マハーラシュトラー州を中心に祝われる      
       「ガナパティ祭り」と呼ばれる10日間のお祭り。
       各町、会社などがスポンサーとなり巨大ガネーシャ神が
       飾られる。
       最終日はガネーシャ神の像を海や河に流す日。

9月2日(土) イードゥッ・ズハー(別名バクリ・イード)
       アブラハムが息子のイシュマエルをアッラーフへの
       犠牲として捧げた事を世界的に記念する日で、
      「犠牲祭」とも訳されている。山羊(バクリー)を屠る日
9月4日(月)☆オーナム
       ケーララ主体のお祭り。王国を追われた
       マハーバリ王が、愛する国民たちの下へ戻る日、
       マハーバリ王が解脱を得た日。
       ケーララ地方の収穫祭でもある。
9月5日(木) Teacher's Day(インド第2代大統領 
       偉大な師と仰がれるDr.Radhakrishnanのお誕生日)
9月17日(日)☆ヴィシュワカルマ・プージャ
       ヴィシュワカルマ神は工芸・工業の神様。
       工場などではこの日プージャ(お祓い)を行い、
       終日機械には触らないという職人さんも。
       コルカタやオリッサ州などで特に盛ん。
9月21日(木)ナヴ・ラートリー(九夜祭開始)ダシャハラー祭初日
       この日から9日間、ヒンドゥー教徒は菜食期間
       9人の女神様をまつる期間
9月28日(木)ドゥルガー・アシュタミー
       (秋のナヴラートリー8日目)
9月29日(金) マハー・ナーヴミー
       (ナヴラートリー9日目)
9月30日(土)ダシャハラー祭 最終日
*************************************

お子さんのいるご家庭では、フレンドシップデイの前に
交換用の腕輪(ブレスレットでもミサンガでもOK)を
準備せねばなりませんし、Teacher's Dayには
担任の先生に花束を持って行く日・・・・・・と、
まぁ何かとちょこちょこ気をつけておかねばならない
イベントごとがあるわけです。
お子さんが現地校に行ってる方々、
前日に言われて焦らないようにね。

あっ、そうそう、ラキーの腕輪は「兄弟」に
贈るものですから、マダムたち、ドライバーさんや
門番さんにはあげなくても良いんですよ。
(兄弟気取りで急になれなれしくされても困るでしょう)
実はコレ、女性側からやんわりとお付き合いを
断る手段にもなるんです。男友達にラキーを巻くってことは
「あなたを恋愛の対象としては考えていません、
兄弟として仲良くしてね」ってことになりますからね。

また各お祭りの前に、由来など詳細をご紹介したいと思います。

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by neelkamal | 2017-07-10 01:22 | インドの祝祭日 | Comments(0)

満月:グル・プール二マーのお祀り

8日の夜から翌朝にかけてが満月で、
9日(日曜日)はグル・プールニマーという
「グル:先生に感謝をささげプージャーをする日」。
(厳密に言うと9日の9:36が満月)

先生とか師匠を意味する「グル」という言葉は
サンスクリット語でグ「闇・暗い場所」
ル「闇を取り除く者」と言うのが語源なんです。
先生・師匠は無知を知に導く存在、ということ。
う~~ん、深い。

プールニマーは満月の日のことです。
学校の先生や習い事の先生に贈り物を持って行ったり
古典舞踊やインド声楽、インド楽器などを習っている
場合には、先生にプージャーをささげる日。
(↓↓去年撮影した満月の画像。ちなみに星の位置は
Skyviewというアプリで確認しています。便利よ)
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NASA Moonのツイッターアカウントがとっても綺麗な満月を
公開してくれて、そこに「グル・プールニマーの満月。
別名Hay Moon, Ripe Corn Moon and Thunder Moonとも
言われます」と紹介したもんで、インドクラスタが
「グル・プールニマーのことを呟いてくれてありがとう!」って
大喜び。
The Hinduにもグル・プールニマーの紹介記事がありました。

ヨーガやアーユルヴェーダのレッスンなどに通っておられる方も
先生に何かグル・プールニマーの贈り物(花束とか
フルーツバスケットとか)持っていくと喜ばれますね。
インド人の先生の場合には、足に触ってご挨拶をします。
「チャラン・スパルシュ」と呼ばれる挨拶の方法で
これはインド古来の「最高の尊敬・敬意」を表すんです。

チャラン=足、スパルシュ=接する、触る という意味。
接足礼(せっそくらい)と言われ、本来は「五体投地」のこと
(五体投地(ごたいとうち)とは、五体すなわち
両手・両膝・額を地面に投げ伏して、仏や高僧などを
礼拝すること)

相手の「足の甲」に触れ、その手で自分の頭(と胸)に
触ることにより、祝福が得られるという挨拶方法で
インドでは先生、目上の人、一家の長などに対して
行われる尊敬の念をあらわす挨拶のやりかたなのです。
クリケットの試合などでも、コーチや監督に対して
この挨拶をしている選手の姿がテレビで映されたりしますね。

ご挨拶して、年長者は肩や頭などに手を置いて、
相手を祝福する、というのがインド式年長者への礼儀作法。

礼に始まり、礼に終わる・・・・というのは
どこの国でもどんなことにでも相通ずるものですね。

そんな「先生に感謝し知恵を更にさずかる」日
我が家はPTM(Parent Teacher Meeting)で
各先生からこってり檄を飛ばされて来ましたとも。泣

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by neelkamal | 2017-07-09 01:51 | インドの祝祭日 | Comments(0)

モンスーン(雨季)の風物詩:オレンジ軍団

モンスーンの時期のデリー界隈の風物詩といえば
オレンジ(サフラン)色の装束を身にまとい、
カーンワルをかついで歩く巡礼団。
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カーンワルとは「ガンジス河の聖水」をいれた壺を
両側に下げた天秤棒のことで、これを担いで
シヴァ神のために巡礼をする人々のことを
「カーンワリヤー」と呼びます。

毎年「あれは何をしている人たちですか?」と尋ねられるので
一部再掲載でご案内しますね。

このシヴァ神巡礼はモンスーンに入った時期、
ヒンドゥー暦でサーワン月に行われ、
今年は7月10日から21日までなので
そろそろ彼らの姿を見かける時期に入ります。

デリーNCR、ハリヤーナー州やラージャスターン州、
パンジャーブ州の人々が、村やコミュニティを代表して
巡礼団を組織し、徒歩で・裸足でガンジスの聖地へ向かい
ご聖水を頂戴してきて
自分の村や街にあるシヴァ寺院までそれを持ち帰り、
ご神体に捧げる・・・という巡礼。

もちろん昨今は、仕事をそうそう長くは休めないとのことで
往路のみ列車を利用したり、往復とも村で準備した
乗合トラックで移動したり・・・というエクスプレス組もあり、
逆に「全行程を裸足で走る」というツワモノも。
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聖水を頂きに行くガンジスの聖地は、
多くがハリドワール↑↑ですが、もっと源流に近い
氷河のあるゴームクやガンゴートリまで向かう
熱心なシヴァ信者もいて、この時期だけ運行する
インド国鉄の列車もあるほど。

彼らが自分の村まで帰るルートはいくつかあるのですが、
デリーを通過する際には、政府により巡礼ルートが
定められています。
代表的ルートはUP側から、ヤムナ川を超えて 
リッジロード、ダウラクァンを抜けNH8に出て、
ハリヤーナーやラージャスターンに向かう道。

この期間、巡礼者をもてなすための接待所が
有志や支援企業によりデリー各地に設けられ、
休憩するカーンワリヤーたちのオレンジ装束(聖なる色
サフラン色)が目立つようになるのです。
接待所は日本のお遍路さんのご接待と同じような感じ。

カーンワル(聖水の入った天秤)は、決して地面に
置いてはいけないので休憩所には必ず、カーンワルを
かけておくための柵が設けられています。
(カーンワルに限らず、ガンガージャル;ガンジス聖水 は
地面や自分のいるところより下に置いてはいけないのです。)

自分の町や村に持ち帰ったガンジス河の聖水は、
サーワン月の>アマーワスィヤ(新月)の日に、
その地のシヴァリンガに捧げられ、
これでシヴァ神巡礼が完結します。
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交通混雑を避けるため、
また徒歩で移動するカーンワリヤーたちの安全を守るため、
もう2~3日もすると新聞などに一斉に
カーンワリヤーの通るルート地図が載りますから、
デリー、グルガーオン在住の皆様、要チェックです。

これで「謎のオレンジ軍団」の概要がつかめましたか~?
デリーはこのシヴァ神巡礼を皮切りに、お祭りが
次々と続く季節に突入です。

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by neelkamal | 2017-07-05 00:08 | インドの祝祭日 | Comments(2)

北インドの収穫祭:バイサーキー祭

パンジャーブ州やハリヤーナー州など北インド諸州では、
4月13日がバイサーキー祭と呼ばれる収穫祭です。
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特に一大穀倉地帯でもあるパンジャーブでは
主食である麦の収穫期となります。
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収穫祭ではみんなが着飾って集まり歌って
パンジャーブ名物(?)バングラダンスを踊ってお祝いします。

スィク教徒はグルドワーラーに詣で、特に本山である
アムリッツァルのゴールデンテンプルは
バイサーキーにあわせての巡礼者が
インド国内だけでなく、世界中から訪れます。
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赤ちゃんの初巡礼でお父さんに抱っこされて
黄金寺院のアムリタ(甘露の池)で沐浴させている姿や
この時期に結婚式を挙げて、その報告に一族郎党で
訪れる新婚さんなど、ほほえましいシーンにも出会えるとき。

特にスィク教徒はバイサーキーの時期に
結婚式を挙げる人が多いんです。
パンジャーブ出身者の多くの家庭では、バイサーキーに
子供の剃髪式をすることになっています。
(ムンダンと呼ばれる儀式。詳細はコチラ

時を同じくして、南ではタミルの新年が祝われ
ベンガル州やお隣のバングラデシュではボイシャキー(新年)祭、
スリランカでも新年を祝う時期
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すべてが新しく生まれ変わるとき、春の芽吹きの時!!
新入学、新社会人、進級したすべてのみなさんに
おめでとうございます!
新しくデリーNCRにいらした方々、ようこそ!!
・・・バイサーキーの頃になるとブーゲンビリアや
グルモーハルのピンクや赤の花が咲いて、街中が
ぱぁっと明るく彩られるのでウキウキしますね。

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by neelkamal | 2017-04-09 00:58 | インドの祝祭日 | Comments(0)

ピンポン攻撃のアシュタミー(お祭り8日目)とナーヴミー(9日目)

3月28日からの「ナヴ・ラートリ」の祭礼期間
4月4日がその8日目で「アシュタミー」と呼ばれます。
今年は特に8日目が火曜日にあたるので、いつもに
増して聖なるエネルギーに満ちる日だとのことで
プージャー(お参りの儀式)を11:21までには
済ませることになっています。

ナヴ・ラートリは九夜続く祭礼で
年に2回、春(3月~4月頭)と秋(10月)に行われる
お祭りです。
ヒンドゥの太陰暦(サカ暦)によって期間が決められるので、
毎年少しずつ時期が前後します。

9日間が更に3日づつ、3回に区切られて、
9人の女神様を祀ります。
最初の3日間は「人間の不浄な部分・邪悪さ・弱さを打ち砕くため」
力ある存在であるドゥルガー女神とその化身たちをまつります。
次の3日間は心を豊かにする母なる存在、ラクシュミー女神を
おまつりし、富を迎え入れるよう祈ります。
そして最後の3日間は知恵の女神サラスワティに祈るのです。

8日目のお決まりメニューはこれ。
プーリー(全粒粉の揚げパン)、カーラーチャナ
(小粒の茶色いヒヨコマメをマサーラーとコリアンダーで
味付けしたもの)、ハルワー(セモリナ粉をギーで炒め
砂糖で味付け)とごはん。
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9人の女神様になぞらえて、家に9人の少女を招いて
お膳を饗することになっています。
おめかしして集まった近所の女の子たち↓↓。
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これもそれぞれの家で異なるしきたりがあるようで、
ご近所の女の子(初潮前の女の子)を招く家もあれば、
その日にコロニー内をお小遣い&お供えのおさがり目当てに
うろうろしているスラムの子供たちに施しをする家も
あります。

招かれた女の子たちは「女神様」ですから、一家の主が
彼女らの足を清め、ティラック(おでこに赤い印)をつけ
お膳を渡していきます。
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我が家のあるコロニーではRWA(Residence Welfare
Association 住民組合みたいなもの)が許可をして
アシュタミーの日に限り、スラムの子供たちや
お手伝いさん、ドライバーさんたちの子供たちが
自由に入って良いことになっているんです。
朝からピンポン♪ ピンポン♪ ピンポ~~~ン♪と
ドアベルが鳴りまくり、子供たちが大挙して
「アシュタミーおめでとうございます!」って
回ってくるので、最初の二組くらいはお菓子を
あげたりもしますが、あまりの数に後半はドアベルが
鳴っても無視。(↓ご近所の子たちが来る場合には
文房具セットやらバングルやら、キャンディーを
こんな感じでセットにして渡します)
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4月4日のプージャーが終わればお祭り最終日9日目で、
この日はラーマ神(アヨーディヤで生まれたという
ヴィシュヌ神の化身)のお誕生日でもあるので
ラーム・ナーヴミーと言って学校はお休み。

月の動きで日にちが変動するので、それにつれて
プージャー(お参り)の時間帯も変わり、
8日目:アシュタミーと9日目:ナーヴミーが
同日の午前と午後になったりすることもあります。
息子の学校カレンダーでは4日がラームナーヴミーで
お休み。

なんだかわからないけど、3日に新学年が始まって
一日通って、翌日は祭日でお休み・・・ってなんなの?
脳内????がいっぱいながらも、
とりあえず息子は12年生になったので
あと1年弱でインド現地校生活も終わりなんだ。

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by neelkamal | 2017-04-04 00:57 | インドの祝祭日 | Comments(0)

春の九夜祭(ナヴラートリ祭)

春・秋2回行われる九夜祭:ナヴ・ラートリが
今年は3月28日に始まります。(移動祭日、4月5日まで)
(↓↓チャタルプルのお寺、朝5時半のプージャー風景、)
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春の部はチャイトラ月(インドの太陰太陽暦の第1月)の
第1日~第9日に祝われることになっていて、
信心深いヒンドゥーの人々は禁欲的な生活を送り、
節制・断食をします。菜食期間に入りますから、
レストランなどでもこの時期には肉料理やお酒も
出さないところもあります。
(↓↓ヴァサントクンジの住宅街:日本人学校のすぐ近く
にあるお寺。中央がシヴァ神、右手がパールヴァティ女神
左手は二人の息子、ガネーシャ神)
c0338191_01125830.jpg
九日間続くこの時期、一日ひとりずつドゥルガー女神の
化身をまつっていくのも、もちろん大事な
お祀りの目的ではありますが(過去記事はコチラ
九、という数字がポイントなんです。

インドの伝統医学アーユルヴェーダでは、秋分の日と
春分の日の前後の期間を「ヤムラージ(死神)の落とし穴」
と呼んでおり、1年でもっとも病気にかかりやすい時期と
注意をよびかけています。
この時期がちょうど春と秋のナヴラートリの9日間と
ほぼ同時期であることから、菜食にしたり断食したり、
禁欲生活を送るというのは理に適っているんですね。

急に暑くなって、冷たいものをがぶ飲みしたり
氷やアイスクリームを食べて喉をやられて発熱
・・・なんてのもありがちな季節。
季節の変わり目で消化力も落ちていますから、
ぼちぼち行きなさいよ~という神様からの
警告の時期なのかもしれません。

そして断食や節食をする期間が9日間なのにもちゃんとした
理由がありまして。
アーユルヴェーダでは、身体には9つの穴があるとしています。
口(1つ)、目(2つ)、耳(2つ)、鼻(2つ)、
尿道口(1つ)、肛門(1つ)である。これらを毎日
ひとつずつメンテナンスして行くため、9日間が必要なんです。
そういわれてみたら、そうだな、なるほどな~と納得。

ちなみにドゥルガー女神の化身たちは
1日目から順に、シャイルプトリー、ブラフマチャーリニー、
チャンドラガンター、クーシュマーンダー、スカンドマーター、
カーティヤーイニー、カールラートリ、マハーガウリー、
スィッディダートリーという女神様たち。
(↓↓チヤタルプルのシャクティ・ピート寺院。ここには
様々な神様のお社がありますが、一番奥がカーリー女神
:ドゥルガー女神をお祀りする部屋)
c0338191_01130431.jpg
ちなみに8日目(今年は4月4日)のプージャー(お参り)が
特に大切でアシュタミーと言い、9人の女神様に見立てて
9人の女の子を招いて食事を饗することになっています。 

断食期間といっても、乳製品とフルーツは良いとされていたり
夕食を軽く菜食で食べるのはOKになっていたり、それぞれの
コミュニティーで異なります。
ナヴラートリの期間に奨励されるハーブ類が9品目あり
クットゥー:菱の実の粉、チャウラーイー:ヒユ、ペータ:冬瓜、
シャーマーク・チャーワル:インドビエ、サーグ:菜っ葉、
コショウ、トゥルスィー:カミメボウキ、
サーブーダーナー:サゴのでんぷん、アームラー。
これらを使ったメニューが推奨されるので、レストランでも
ナヴラートリ・スペシャル・メニューにはクットゥーの粉で
作ったローティー(薄焼きパン)とサーグ(青菜カレー)など
工夫をこらしたヴェジタリアン・ターリーが供されます。
(↓↓上述のシャクティ・ピート寺院の入口にあるご神木
ここに赤い紐やブレスレットを結ぶと願がかなうと
されています。)
c0338191_01123937.jpg
レストランに肉料理がない!
お酒が出せないって!
あり得ない!!
・・・って怒る前に、お祀りお祭りの意味がわかっていたら
すんなりと納得いくことが多いインド暮らしですよね。

春のナヴ・ラートリ、3月28日(火曜日)からはじまります。

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by neelkamal | 2017-03-25 01:22 | インドの祝祭日 | Comments(0)

Happy Holi 2017

ホーリーを過ぎると一気に夏になる・・・と言われる
デリーですが、今年は2~3日前にヒマーラヤで
雪が降り、デリーでも春雨&雹の降る日があったので
気温がなかなか上がらず。
これでホーリーの水かけやったら風邪ひきそう。

一部の地方では3月12日にすでに色粉かけの
ホーリーが行われていますが、デリーでは
12日夜がホーリーカ・ダハンと呼ばれる
悪魔を焼き尽くす「焚き火」の日。
13日朝にプージャー(お祈りの儀式)をしてから
外に繰り出し、色粉・色水かけが始まり
14時ごろには終わります。
インドのお祭りの中で一番苦手なホーリー。

なので14時過ぎまで引きこもります。
色のおまつり、ホーリー気分を楽しむために
色とりどりのお花を活けて、玄関に飾り。
c0338191_01472015.jpg
ホーリー当日はバルコニーに干してる洗濯物に
色水や色粉をかけられても文句言えないので、
洗濯はすべて前日のうちに済ませました~。
(オットや息子が着ているものまで剥ぎ取って(!)
盛大に洗濯、お天気が良かったのでよく乾いて
気持ち良かった!!)
なんせ先週はアテンドで家事がおろそかになり
それでなくとも洗濯物がたまりまくっていたので。汗

ボリウッド映画にもホーリーのシーンが沢山出てきます。
これ、好きな歌だけどもう6年も前のだった~

रंगों की हो भरमार,
ढेर सारी खुशियों सेभरा हो आपका संसार,
यही दुआ है भगवानसे हमारी हर बार.

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by neelkamal | 2017-03-13 02:03 | インドの祝祭日 | Comments(0)

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